アワビの旬と漁期はいつ?|三重県鳥羽市のゲストハウスAMARGE(アマージュ)

2020/06/30 ブログ

三重県鳥羽市でゲストハウスAMARGE(アマージュ)を運営しています、現役海女のリカコです。

 

夏本番、いよいよアワビの季節になってきましたね!

私の暮らす三重県では、アワビなどの魚介類は「漁業調整規則」というものによりその採取のシーズンやサイズなどが厳密に決められています。

 

特にアワビは1月1日から9月14日までが漁期とされ、それ以外のシーズンにアワビを獲ると「漁業調整規則違反」として厳しく取り締まられます。

公には上記のように期限が定められていますが、そこから更に地域ごとに独自のルールが設けられ、例えば私の住む鳥羽市石鏡町(いじかちょう)では、アワビの漁は4月後半から9月14日までのおよそ5カ月ほどが漁期として定められています。

 

同じ鳥羽市内でも、離島の答志島などでは夏の間のほんの1~2週間しか漁ができないというから更にルールは厳しい!

 

アワビは冬から春先にかけて「繁殖期」に入るため、その期間はアワビたちにたくさん子供を設けてもらうため、私たち海女も冬の海で大きなアワビを見つけたとしても「獲りたい!」という気持ちをグッと堪えて来年の夏にまた出会えることを祈りながら「頑張って赤ちゃん産めよ!」と応援して去ります。

 

年明けから春先にかけてのアワビは内臓に毒があるとこの地域では言われていて、『春先のアワビの肝(きも)は食べてはいけない』と言われています。繁殖期のために何かアワビの食べ物や体質が変化するのかもしれませんね。

 

こんな風にアワビの性質をよく理解して、何千年と海の生き物を「獲りすぎない」ように調整しながら「共生」してきた古人の知恵に感謝です。