三重県の宿|アメリカからのお客様レビュー

2020/04/17 ブログ

お客様より:

 

「リカコは素晴らしいホストでした。

宿泊客としてやってきたのに、帰るときは友人として別れを告げました。彼女はこの小さな漁師町に宿泊者をどっぷりと浸からせてくれて、まるでここが自分の故郷のように感じさせてくれます。

彼女はとても興味深い、漁師や海女の暮らしについて教えてくれます。

ゲストハウスからの眺めは本当に素晴らしいものです。

私たちは一瞬一瞬をとても楽しむことが出来ましたが、もっと長く滞在出来なかった事が唯一の心残りです。

自然を愛し尊ぶこの町のあり方はとても美しいです。

アマージュの心からのおもてなしに感謝します。」

 

-------------------------------------------

 

ケイト様は今回お仕事の関係で日本にいらっしゃり、その合間のお休みを利用して鳥羽へお越し頂きました。

 

「わたし、ナマコがもう無性に大好きなの!!」というアメリカ人美女のちょっと意外発言にびっくりし、「彼女、変わってるでしょー?」とニコニコ笑うイケメンのご主人。

美男美女カップルのラブラブぶりにこちらまで幸せになってお話を聞いていると、なんとお二人、新婚さんだと仰るではありませんか!

 

そこからは漁師町の散策をしながらお二人の馴れ初めを伺ったり、新居のお写真を見せて頂いたりしながらずぅーっとおしゃべりをしていました。

 

夜は地元の漁師たちが集まる食堂でお食事をされたそうで、大将や女将さん、それから常連客の皆さんとかなり盛り上がったそうで、「言葉(日本語)は大丈夫だったの?」と伺うと、なんとそこにいた常連客のお一人がお孫さんに電話をして「通訳しにこいっ!」と呼び出し、もうお孫さんにその彼女さんまで呼び出して日本語と英語と入り混じった大宴会をしたそうです。

 

「見て見て、この写真。僕とこの彼、『ほうばい』になったんだよ!」と嬉しそうなご主人。日本人のお兄さんと肩を組んで満面の笑みで写っている写真の画像を見せてくれました。

 

『ほうばい(=朋輩)』とは、この地域で言うところの「友達」「親友」の事です。土地の男性同士がよく使い、時には女性同士でも使います。

 

「友達」ではなく「朋輩」になった、と嬉しそうに笑うご主人とキャッキャッと嬉しそうに昨夜の事を話してくれるケイトさんを見ていて、よほど石鏡の方たちと楽しい時間をすごせたのだなぁと思いこちらも本当に嬉しくなりました。

 

石鏡の方はシャイな方も多いですが、皆さん中身はとても温かくウィットに富んでいて冗談が大好きです。

一度受け入れてもらえるともう家族同然に扱ってくれるのもこの土地の魅力です。

アメリカからいらっしゃったご夫婦も、この石鏡の魅力にどっぷりハマってしまったようで本当に良かったな、と思います。

 

ゲストハウスAMARGE(アマージュ)ではお食事をご用意しておりません。

宿で自炊をして頂くのも良いですが、もし機会があれば是非地元の食堂【佐吉】と【西村食堂】へ行ってみて下さい。

美味しい地元の魚貝類を使ったお料理や郷土料理をお召し上がりいただけますし、何より地元の方々との交流が楽しく、きっと忘れられない思い出になると思います。

 

【佐吉】と【西村食堂】では英語のメニュー表が置いてありますので、そちらを見ながらご注文をして頂けます。

 

是非どうぞ素晴らしい漁師町のナイトライフを楽しんでみて下さいね。